とてもきれいな満月の夜。家族みんなでお月見をして、月の写真を撮ってみた。
明かりを落とした部屋なのに、窓から入ってくる光がすごく明るかったので、ふとその部屋の窓から見上げてみると、満月がそこにあった。
今夜は雲もなく、空には月しかなかった。すでに氷点下に冷え込んでいる空気も澄んでいるようで、月の輪郭まではっきり見えるような感じだった。
こんな夜は、なんとなく、家族みんなで窓から月を眺めたりする。
我が家の窓からは、何も遮るものがなく、まっすぐ月が見えるのだ。
さすがに暖房を入れてない部屋は寒いから、家族みんなでのお月見はちょっとの時間でおしまいにしたが、私は興が乗ったので、その後、満月の写真を撮ってみることにした。
ちょうど一眼レフカメラ (Canon EOS 70D)を三脚に置いていたので、それに望遠レンズをつけて撮影する。
満月を撮影するための設定値が書かれているWebページを見つけて、シャッター速度やF値、ISO感度を見様見真似で設定する。
設定できたら三脚ごとその部屋に持っていき、窓を開けて、望遠レンズを最大望遠に。
あとは、月にピントを合わせて、ぶれないようにシャッターを切る。
そうして何枚か撮ったうちの一つが、上の写真だ。
こうやってこの一眼レフカメラでちゃんと月の撮影をしたのははじめてだったと思う。きれいに撮れるものだと思った。
家の中からきれいな月を眺めることができて、とても気分がよかった。