リモートワークを快適に!買ってよかった周辺機器たち
ほぼ完全なリモートワークに移行してから、だいたい1年が経とうとしている。
私はフリーランスのシステムエンジニアとして活動していて、これまではクライアントさんの事務所に常駐することが多かったが、新型コロナの影響でリモートワークができるようになったのだ。
クライアントさんからはノートパソコンを1台支給されている状況で、すべての業務はそのノートパソコンで行っている。
この1年は、そのノートパソコン1台という環境にあれこれ加えることで、より快適な作業環境を作ってきた。
新しく買ったものもあれば前から使っているものもあるが、私にとってリモートワークをするにあたって、これがあってよかったと思うものを紹介する。
外部モニタ
まずは、何につけても外部モニタだ。
ノートパソコンのモニタがダメというわけではない。13インチのフルHD (実際はもうちょっと大きい解像度)なのだから、悪い環境ではない。
それでも、外部モニタがある方が圧倒的に快適だと私は思う。
使っているモニタは「HP V28 4Kディスプレイ」で、名前のとおり28インチで4K出力ができる。2万円くらいで買えてめちゃくちゃコスパがよかった。
残念ながら、クライアントさんから支給されているノートパソコンは4K出力ができないようだから、性能を使い切れてはいないが、それでもQHDとしては使えている。
大きな画面の、大きな解像度で作業すると、何かと効率がよいし、疲れにくい。
キーボード、トラックボール
そして、キーボードとトラックボールがあると更に快適だ。
ノートパソコンのキーボードとタッチパッドも悪くはないが、打鍵しやすいキーボードと、腕が疲れないトラックボールがあれば体への負担も減る。
私が使っているのは、
- Happy Hacking Keyboard Lite 2
- Elecom トラックボール HUGE
キーボードはもう終売しているものだが、まだまだ普通に使える。
そして、マウスではなくトラックボールをここ2〜3年は使っている。マウスに比べると腕が楽だからだ。
先の外部モニタとキーボード、トラックボールを使うことで、クライアントさんから支給されているノートパソコンをデスクトップパソコンのようにして使っている。
この環境が快適なのだ。
ヘッドセット
リモートワークをしているとオンラインで会議することも多い。多いというか、毎日やっている。
ノートパソコンにはマイクもスピーカもあるから、それでももちろんオンライン会議はできるが、私はヘッドセットを使うようにしている。
使っているのは「HyperX Cloud Alpha」というヘッドセットだ。ゲーミングヘッドセットに分類されるものであり、つまりは長時間装着していることを前提として作られたものである。
オンライン会議では、相手の声が聞こえづらいというのもよくないが、なにより、相手がこちらの声を聞き取りづらい、というのが私はよくないと思っている。
しゃべるのが仕事のようなところもあるから、できるだけ相手の負担を減らすことを常々考えている。
人は聞き取るのを頑張ると、十分に思考できない。私は相手のパフォーマンスを上げるのがお仕事なのだから、そこに労力を使わせるのはナンセンスだ。だから、マイクには気を使う。
ただ、マイクというのは沼が潜んでいて、考え始めると切りがないところもある。
ひとまずこのヘッドセットであれば、会話をする分には十分なクオリティのようだし、1時間を超える会議なんかで装着していても疲れにくく、気に入っている。
ゲーミングチェア
システムエンジニアという仕事柄、ずっと座りっぱなしである。本当に座っている時間が長くてむしろ困っている。
だから、長時間座っていても辛くない椅子があるといい。
長時間座ることを想定した椅子といえば、今はゲーミングチェアのコスパがいいと思っていて、ゲーミングチェアを買って使ってみることにした。
「GTRACING GT099」というのを使っている。
最初は慣れが必要だったが、慣れてしまえば快適に使えている。
パソコンの操作をするときは背もたれに身を委ねていて、その姿勢を続けているときは快適である。
ただ、書き物をするときなんかはどうしても前傾姿勢になってしまうから、そういうときにはこの椅子の恩恵を受けられない。
最近は書き物をすることも多いからか、腰が痛いと思う日が増えていて、椅子に関してはまだまだ改善の余地がありそうだ。
おわりに
クライアントさんの事務所に常駐することなく、フルリモートワークで仕事をするようになり、自宅環境の快適化にそれなりに投資してきた。
モニタ、キーボード、マウスがあることでパソコンの作業は随分楽になったし、オンライン会議ではヘッドセットが大活躍している。
長時間座っていても大丈夫な椅子があるのもいい。
あとはWebカメラとかあったらいい気がしているが、そういうものもおいおい増えていくのかもしれない。
なお、これ以外にも導入してよかったものはちょこちょこあるが、今回は主だったものの紹介にとどめている。