占いでよく聞く「運気が上がる」ってなんだろう?
タロットカードを引くときは、毎回どういった問を設定するかはよく考えている。問について考えてしまうのもコーチの職業病だろう (笑
カードに付属している説明本の中にも事例のようなものがいくつか載っているのだが、いまいちピンとこない問もある。
例えば、「どうすれば運気が上がりますか?」といった類の問だ。
運気って、何なんだろう?何を持って「運気が上がった」と判断するのだろうか?
なんとなくだが、それはつまり、「自分にとって都合のよいことが起きますか?」と聞いているのとは何が違うのだろうか?
運気が上がるかと聞くのは、「具体的にこれがこうなってほしいというほどの意志はないけど、自分にとっていい結果になって欲しい」というのを漠然と聞いている感じする。
それよりは、もっと具体的にどういう結果を引きつけたいかを聞いたほうが、より参考になる答えは得られると思うのだ。
例えば「どうやったら仕事運がよくなりますか?」よりは、「どうすれば収入を増やせますか?」とか、「どうすれば上司とのウマが合うようになりますか?」とした方が、より具体的だろう。
そういうのを漠然としたままにしているから、仕事運とやらがよくならないのだと思う。
普通、こういう占いでは何を聞くのだろう?などと、カードに触れる度に考えてしまう。