カブトムシが全滅したので、庭に埋葬した
今年の夏は、6匹のカブトムシと、1匹のクワガタをもらった。
息子が生き物の面倒をみるというのはいいことだろうと思い、虫かごを買ってやって、餌やりなどを任せてきた。実際は、寝る前の餌やりを忘れるので何度も「餌やったか?」と催促したものだが。
そんなカブトムシやクワガタだが、流石に夏場に生きる昆虫なだけあって、寒くなってくると餌を食べなくなり、1匹亡くなり、また1匹なくなり、と次第に脱落していった。
死んでしまったカブトムシに虫でも湧いてしまうと虫かごの環境が悪くなるため、適宜埋葬していった。
埋葬するのは息子にやらせてきた。穴をほって埋めるところは手伝いながら。
そうして最後の1匹が、先月の中頃には動かなくなった。
埋葬した数と転がっている数を足しても元いた数に満たないのだが、もしかしたら土の中に潜っているのかもしれない。
いずれにせよ、そのまましばらく置いておいても出てくる様子はなかったので、本格的に寒くなる前に全部埋葬してやることにした。
庭の土を掘って、虫かごの中身を全部出して、埋め直した。
メスが土の中に潜っては出てくることを何度も繰り返していたので、もしかしたら土の中にはカブトムシの卵や幼虫が埋まっているかもしれないから、そのまま埋めることにしたのだ。
全く卵なり幼虫なりのケアはしてないから、いたとして生き残っているかわからないけど。
来年の夏にでも出てきたら面白いなー、なんて思いながら埋めた。
こうして、この夏から我が家で動き回っていたカブトムシやクワガタは、土に帰ったのだった。
空っぽになった虫かごは、中身を洗って、また来年のために取っておくことにしよう。来年もカブトムシを貰えるかはわからないけど。