庭に適当に植えたじゃがいも「デストロイヤー」が発芽し、花を咲かせ、実を成した。それを収穫し、美味しくいただいた〜まとめ

2024-01-22

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昨年の秋頃、ご近所の方から袋いっぱいのじゃがいもをいただいた。

袋いっぱいと言っても、コンビニの袋とかいう生易しいものではなく、農家さんが使う、米なら30kgとか入るようなガチの袋にいっぱいだ。

いただいたデストロイヤー (じゃがいも)

全部で何kgあったかは定かではないが、とにかく食べても食べてもなくならないくらいはもらった。

そして、食べきれなかった分、というか、実が小さくて調理に向かないとか、水気が抜けてしおれているものが最後に残った。

3月ごろ、じゃがいもを適当に庭に埋める

そのまま捨てるのももったいないし、庭に適当に埋めておけば、もしかしたら芽が出るかもしれない、芽が出たらラッキー、くらいに思って、刻んで庭に埋めておいた。

刻んで庭に埋めたというほど上等なものでもなく、土の上にじゃがいもをごそごそおいて、スコップでザクザク実を刻んで土と混ぜた、といった方が正しい。

これが3月ごろの話。

4月末ごろ、発芽する

そうして適当に土と混ぜただけだったのだが、なんと見事に発芽。

芽が出ているのに気づいたのは4月末ごろだった。

芽を出したデストロイヤー (じゃがいも)

5〜6個ほど出てきていて、奥さんが適当に畝を作って並べておいてくれた。

じゃがいもの畝を作る

なんとも荒い、じゃがいも栽培がはじまったのである。

なお、このじゃがいもは「デストロイヤー」という品種だそうで、名前がなんだか物々しい。

そうして芽が出てしばらくした、6月のはじめごろ。

畝に植え替えた芽はすくすくと成長していた。

そして、畝に植え替えたものだけじゃなく、他のところからも芽が出て来ているのを見かけた。

じゃがいも「デストロイヤー」だと思われる芽

これを畝に植え替えて、6つの芽が並ぶことになった。

じゃがいも「デストロイヤー」だと思われる芽たち

6月末ごろ、蕾が出てきて、花が咲く

今年はこのあとくらいから雨がひたすら続くようになった。

これでもか、これでもかと、毎日のように振り続けた。晴天率90%と言われているこの辺の地域では本当に珍しいくらい雨が降った。

そんな天候だったけど、デストロイヤーはすくすくと育ってくれた。

これは6月末ごろの様子。

デストロイヤーが群生

デストロイヤー以外の草もどしどし伸びはじめている。

あと、デストロイヤーの茎が、最初の6本以外に、脇からどんどん出てきていた。

よく成長しているものは、茎が40cmほどの長さになっていた。

茎が40cm超えに

じゃがいもの栽培をまともにやった覚えがないので、こういうものかと思いながら観察する。

中には、蕾らしきものが見えているものもあった。

蕾ができてきた

このまま花が咲くのか?と思っていたら、翌日には咲き始めていた。

デストロイヤーの花が咲いた

「デストロイヤー」なんて物騒な名前の割に、紫色の可愛らしい色をしている。

普通のじゃがいもは白い花なのだが、デストロイヤーはこういう色になるようだ。

実も白いというよりは紫っぽいし、何かしら関連があるのかもしれない。

この調子でぐんぐん育ってくれるといいな、と思った。

7月中ごろ、収穫する

それからもたくさんの花が咲いて、日々観察するのが楽しみだった。

最初のころから咲いている花は、色が薄れてきていて、新しく咲いた花は色が濃かった。

デストロイヤーの花がたくさん咲いている

相変わらず雨が続いていて、それの影響か、茎や葉が黒ずんでいたりして、もしかしたら腐ってきているんじゃないかと心配になった。

まあ、もうしばらくの辛抱だろう・・・

と思っていたら、奥さんが草引きついでに収穫してしまっていた!?!?

7月中ごろのことだった。

どうも、茎やらが腐っててもうだめになったんじゃないか、と思ったそうだ。

よくは観てなかったけど、多分まだ大丈夫だったんじゃないかなーと思うのだが、そんなことを思ってもあとの祭り。

畑からはきれいにすべてが取り除かれていた。ちょっとショックだった。

収穫してみた実はまだ小ぶりだったものの、このまま捨てるのも忍びないし、食べられそうなので湯がいて食べてみた。

収穫したデストロイヤーを食べる

味はさっぱりしていて、もらったときに食べたものに比べると味がうすい感じがした。

こうして、2〜3月ごろに適当に庭に埋めたじゃがいも「デストロイヤー」は、4月には発芽しはじめ、6月には花が咲き7月には美味しくいただきました、とさ。

思えば、畝を作ったりはしたものの、水やりもそこそこにしかしてないし、草引きや間引きもしてないし、ずっと放置していたのだが、それでもちゃんと成長して実が成ったので、デストロイヤーというのは名前に違わず、たくましい種のじゃがいもだったのだろう。

正直、もう少し成長を見ていたかったのだが、一応は食べられるものができて、食べることができた。

じゃがいもが獲れたらラッキー、くらいのダメ元でやってみたんだけど、ちゃんと収穫して食べられたので、植えてみてよかったな、と思う。

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御代田町

Posted by junchan