「三才駅」に行ってきた。娘が3歳だからだ。
「三才駅」に行ってきた。
娘が3歳だからだ。
長野市内には「三才駅」というのが実在していて、ローカル線「しなの鉄道」の駅の中の一つである。
「子どもが3歳になったら一緒に行きたい駅ランキング」があれば、おそらく上位に食い込むことが予想される屈指の駅だと思う。
なお、三才というのはこのあたりの地名らしい。
この「三才駅」には、私たちのように、3歳になった子どもを連れて行って、記念写真でも撮っていこうかと考える親が後をたたないのだろう。なんと、写真を撮影するためのスポットまで用意されている。
上の写真の下部「三才駅来訪記念」という、日付の書かれた看板の裏側には、子ども用の椅子も用意されていて、そこに座れば「三才駅に来ましたよ!」という写真が撮れるという寸法だ。
なお、左手にサイの駅員のようなゆるきゃらがいるが、このご時世だからか出動していないそうだ。この駅にくるのは今日で2回目だったが、まだ見たことがない。
また、駅構内には、我々のように3歳の子どもを連れてきた親を狙った記念入場券なども用意されている。
どこかの子どもは車掌さんの帽子のようなものをかぶっていたし、そういうものも借りることができるのかもしれない。
我が家はそこまでオオゴトにするつもりはなくて、ただ記念写真を撮っただけだった。
私としては、そのくらいで満足である。上の息子が3歳のときに訪れた折にも、同じように写真を撮っただけだったし。
そうして3歳の娘を三才駅で撮影しに行っている裏では、母親が駅のロータリーにあるお店でおやきを買ってきていた。
下の娘は腹が減ってたまらなかったようで、ずっと泣き通しだったから、なにか食べられるものをと探していたのだ。そして、おやきなら食べるんじゃないかと渡してみることにしたのだった。
おやきを渡してやると、思ったとおり、娘は喜んで食べていた。
そのへんに座り込んでおやきを食べている娘がなんだか面白かった。この子も3歳になったらここに連れてくるのだろうか。
今日は天気もよかったし、絶好の撮影日和だったから、訪れてみてよかった。
しなの鉄道 三才駅
- 住所: 長野県長野市大字三才字念仏塚2207