寒い朝のひととき。庭の桶に張った氷で遊ぶ子どもたちと、部屋でぬくぬくと過ごす大人たち。
すっかり気温が下がってきていて、夜中には氷点下を割る日が増えてきた。予報では-7℃くらいまで下がる日もあるらしい。
庭に放っていた桶に水が溜まっていて、朝はその水が凍っていたりする。
この桶やらは子どものおもちゃとして置いてあるので、ここに張った氷も、外に出かけていった子どもたちのおもちゃになっていた。
ふと私が縁側を通りかかったときには、どうにか桶から氷を出していて、兄妹で取り合いをしていた。
旗から見ていると、よく素手でさわるなーという感じ。娘は指先が冷たいのか、持ち上げてはおろして、持ち上げてはおろして、としていた。
子ども2人が外に遊びに出たので、大人2人はゆったり朝の時間を過ごす。平和だ・・・
とか思ってたら、娘は早々に引き上げてきた。ブルブル震えながら帰ってきて、「ゆび、つめたい」とか言ってた。そりゃ、氷を素手で触ってたらなぁ。
あと、あれは冷蔵庫にあるやつと同じだ!とか言っていた。氷がどういうものかわかってきたらしい。奥さんが外でも氷ができるんだよーとか言っていた。
しばらくすると息子が鼻垂れながら帰ってきて、リビングは騒がしくなったのだった。