デスクトップを脱WindowsしてLinuxに。CachyOSでメインマシンの環境構築をする
ふと思い立って、デスクトップマシンのOSを、Windows 11からCachyOSというLinuxに変えてみた。

これまでサブマシンをLinuxにして使っていたことはあったが、メインマシンであるデスクトップをLinuxにするのはちょっと勇気が必要だった。
ただ、そろそろ別にWindowsでなくてもよくね?と思うようになり、思い切って断行してみたのだ。
Windowsの押し売りに辟易してきた
Windows 11はMicrosoftがCopilotを扱うようになってからというもの、何かにつけてCopilotを押し売りしてくるし、呼んでもないEdgeが勝手に起動してくることが増えた。定期的に何だかセットアップ画面が起動してはMicrosoft 365の設定を強要してくる。
こういう、頼んでもないのにとにかく色々と押し付けてくるのがうっとおしいと思っていたのだ。
その点、Linuxはほとんど押し付けられるものもないし、Windowsに比べれば遥かに自由にアレコレいじくることができる。
もちろん、世の中のデファクトがWindowsであるし、Windowsじゃないとできないことがないわけでもないが、それにしたって最近ではその割合も随分と減っている。
ラップトップはWindowsだし、どうしてもWindowsじゃないとできないことはラップトップで賄えばいいだろう。もしくは、Linuxの仮想マシンでWindowsを動かしてもいい。最悪の場合、デスクトップをWindowsに再インストールしたっていいのだ。
NASの本格導入でファイル置き場に悩まなくなったし、今なら脱Windowsして、ビバLinuxするのもそれほどリスクがないんじゃないかな、と。
メインマシンがLinuxになったらなったで、業務もLinuxに合わせて行けばさほど問題もないと思えたのだった。
CachyOS (Arch Linuxベース)を選択
脱Windowsするとして、Linuxはどのディストリビューションにするかを考える。
私としてはこのところArch Linuxが気に入っているし、どうせならArch Linuxがベースのディストリビューションがいいと思った。WSLですらArch Linux使っているもんな。
Arch Linuxベースだと、これまでManjaroやEndeavourOSを使ってきたので、その辺が無難かと思ったんだけど、ちょっと調べてみると最近ではCachyOSというのがかなり流行ってきているというではないか。
とにかく高いパフォーマンスを誇るそうで、それでいて動作は安定しているというし、世界中で人気急上昇中なLinuxディストリビューションだというのだ。
そういうことならちょっくら使ってみるかと。根っこはArch Linuxなんだから、なんとでも作り込めばいいだろうという安心感もあるし、ローリングリリースだからOSのバージョンが変わるとかいう悩みもなくなる。
そんなわけで、ターゲットはCachyOSに決めた。
インストールはあっけなく
インストールするOSを選定しつつ、Windowsをやめて困ることや、こうすればLinuxでも問題なくなるだろうといった課題をリストアップしていく。
そうして課題のシミュレーションが一通り終わったら、いよいよOSのインストールだ。
CachyOSのサイトからインストーラをダウンロードしてきて、USBメモリに書き込み、インストールを開始する。
ただ、まずはUEFIでセキュアブートをOFFにしないとインストーラーが立ち上がらなかった。Windows 11がセキュアブート必須だったからONにしていたんだけど、LinuxのインストールではOFFにするようだ。まあ、そりゃそうだよな。
インストーラーが立ち上がったら、デスクトップのハードウェアがちゃんと認識されているかを確認していく。音が出るか、LANがつながるか、などを一通りチェックしていく。
問題なく動作しているようだから、ウィザードを立ち上げ、ウィザードに従ってインストールしていった。ここからはスムーズなものだった。
インストールが終わったら再起動して、ちゃんとCachyOSが立ち上がることを確認。ここまでは順調だった。
GPUがRadeon RX 7600XTで、これがすんなり認識してくれるか気になっていたけど、あっさり認識されてよかった。
なお、CachyOSはデスクトップの選択肢がたくさんあり、デファクトはKDEっぽかったんだけど、個人的にはCinnamonが気に入っているのでCinnamonにした。CinnamonはKDEと双璧をなすGNOME系列だから、いざとなればGNOMEアプリを使えばどうにかなるという安心感もある。
KDEはSteam Deckで使っているし、そこまで悪くはないデスクトップなんだけど、かといってよくもない感じなんだよなぁ。
まあ、デスクトップすら変えたければ変えればいいし、一旦はCinnamonで行くのだ。
初期設定をアレコレと
初回起動で一通り画面や音、ネットワークなどの動作チェック。ほとんどそのままでも問題ないくらいに動いているようだ。
動作は本当に軽快。もともとデスクトップはそれなりの性能で作っていて、Windowsでもパフォーマンスに問題はないと思っていたが、それよりずっとキビキビ動いている気がする。
そこまで確認したら、キーボードを日本語配列にしたり、日本語入力できるようにしたりといった初期設定を進めていく。
このあたり、Ubuntuならデフォルトでインストールすれば特に何もしなくても動くものだったりするが、こうして自分で作り込んでいくのも楽しいものだ。
面倒くさいところもあるけど、思ったことが少しずつできるようになっていくのがいい。マシンを育てている感じがある。
Obsidianに、あれした、これした、これがだめだった、などとメモしながら作り込んでいった。
運用を開始する
そうして初期設定を終えて、おおよその作業ができるようになった。
まだ作り込みたいところがあるし、トラブルもあったりするが、だいぶいい感じに仕上がってきたと思う。
Windowsだとこうやっていたんだけど、CachyOSならこうした方がいいかな、といった感じで、一部の業務はLinuxの事情に合わせて最適化していき、ほとんど日常作業では問題なく動くようになったかな。
あとはWindowsをvirt-manager (仮想マシン)で動かせるようにするとか、いくつかやっておきたいことはあるが、その辺はおいおいやっていくとしよう。
手間ひまかけて環境を作っていくと、愛着も湧くというもの。それなりの時間を費やしたし、次にやるとしたらすぐにでも再現できるよう、Obsidianにメモをどんどん残している。これはネタの宝庫でもあるし、おいおいこのブログでもノウハウを書いていこうかな。
環境を作り込んでいく中でWindowsとの違いを楽しんでいて、色々な発見があり、知的好奇心が刺激される。ついつい熱中してしまったこともあった。
そんな感じで、私のCachyOSライフが幕開けたのであった。
おわりに
我が家のメインマシンであるデスクトップを脱Windowsして、CachyOS (Arch Linux系ディストリビューション)にしてみた。
前評判どおりすごく軽快に動いていて、体感的にはWindowsよりサクサク感が高い。通常使用しているメモリだって1桁ギガとかなり少ないし。これは当たりだったんじゃないかと思っている。
OSの移行にあたって、当初懸念していたことは大体クリアしたし、Windowsじゃないとできないことはラップトップでカバーすればいいのから、このままデスクトップはCachyOSで遊んでいけそうだ。Windowsでないとできない作業なんて、そもそもほんのいくつかしかないしな。
メインマシンのOSを乗り換えるのは数年ぶりだが、今回もうまくいきそうでよかった。
そんな感じで、CachyOSは私的にはかなり満足度が高く、この調子で使っていきたいと思うのであった。







